傾聴コース

　生きていれば当然様々な出来事があります。普段の生活や職場、学校などで私たちは日々、様々な出来事に遭遇しますが、ある程度の年齢になるとなかなか自分の普段の出来事を人に言えずに、知らず知らずのうちに溜め込んでいる場合が多いと思います。

　そんな中でその普段の出来事の中には、人に話したいことや、ちょっとしたことでもいいから聞いて欲しいことってありますよね。

　例えば今日起きた出来事や、笑い話、愚痴やニュースのことや趣味のこと勉強のこと...実は私たちは普段の生活の中で潜在的に話したいことをたくさん抱えています。しかしながら実際には、話したいことを自由に話せていないケースの方が多いんです。その理由としては、気軽に話せる友達や家族、同僚などがいないことがあります。言いたいけど誰にも言えない...いたとしても気軽に話せるような仲じゃないし...そうしてどんどん話したいことを溜めていくと、やがてそれはストレスとなります。普段の私生活にも影響を及ぼしてしまいます。

　ですがもしそんな中で、自分の話をよく聞いてくれる人がいたら、どうでしょうか。きっと聞いてもらえる人は心が落ち着き、ストレスも軽減することができそうですよね。寄り添ってお話を聞いてもらえるということは、話し手にとって大きな安心感と信頼感を得るということに繋がります。　

　私たちは、そのような安心感と信頼感をお客様に感じていただけますよう、心を込めて、お話を傾聴させていただきます。そのお話の中で、どんな些細なことでもお話いただいても結構です。聞いて欲しいことや、普段人に言えないこと、愚痴や趣味の話など本当に幅広くお話いただいて大丈夫ですので、私たちにぜひお話ください。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　人と話すときに、人見知りの方や、人と話すのが苦手な方は相手と何を喋っていいのかわからなかったり、こんな話をしても大丈夫かな、、、と思ってしまうことが多いと思います。

　また話せたとしても、相手に気を使ってしまい、疲れてしまったり逆にストレスになってしまうこともあります。そうした結果、人と話すのが億劫になり、余計人見知りになったり、話すこと自体に苦手意識ができてしまいます。

　でもやっぱり人と話したい、、、それではそういった場合、一体どうしたら良いのでしょうか。それは、「話を聞いてもらうこと」です。それはなぜでしょうか。

　通常の会話では、こちらが何か話をしたら、それに対して相手も話をします。このとき、人見知りの方や、人と話すのが苦手な方は、相手に気を使ってしまい、無理やり相手に合わせた話題にしたり、相手の話を聞くだけになり、ストレスを感じてしまう場合もあります。ですが聞いてもらう場合はこちらが話をして、相手は聞き役に徹します。

　そうなることで、話し手は自分の話に集中でき、相手に合わせた話題や、相手の話に対する受け答えをする必要がないため、気を使ってしまうことや、疲労やストレスを感じることはありません。

　この傾聴コースでは、当カウンセラー一同がお客様の側にたち、丁寧にお話を聞かせていただきます。その中で、なるべくお客様がお話されやすいよう、聞き役に徹しながらも話題や質問なども提供させていただきながら、傾聴させていただきますので、ご安心くださいませ。

　傾聴コースは、カウンセラーがお客様のお話の聞き役に徹するコースですが、ただ単純にお話を聞くだけではありません。私たちは常にお客様の側に立って傾聴させていただきます。一見普通のように思いますが、それは一体どういうことなのでしょうか。

　通常、話を聞いてもらうときは、話し手と聞き手が存在し、話し手が話している間、聞き手はその話を聞いています。

　そして会話の中で、話し手が聞き手に意見を求めたり、感想などを求めるということがあるかと思います。そのときに、聞き手に意見や考えなどを否定されたり、非難されたりすると、話す側としては自信をなくしてしまったり、会話をしたくなくなるくらい悲しい気分になってしまうこともあります。

　ですがもし、自分の話や考えを否定されず、いつでも同調してくれる聞き手がいたら、すごく気持ちよくお話することができ心がスッキリしたり、ストレス解消になりますよね。このように傾聴をする上で本当に重要なのは、常に相手の気持ちを考え、相手の側に立ちながらお話を聞くことなのです。

　私たちはまず第一に、どんな時でも相手の側に立つということを心がけて傾聴しています。そうすることで、お互いの信頼関係も生まれ、より話しやすい環境ができていきます。　そして話の流れの中で、お客様の意見や考えを否定したりすることは一切ありませんので是非ご安心してお話ください。